ご無沙汰しております。こんばんは、Kです。
さて、今回出ましたTDA7498Eハイパワーデジタルアンプ基板(完成品)ですが
FX1002Jで使われているデジタルアンプICと同じ物をチョイスしています。
このサイズでリアルにハイパワー出力可能です。
またピュアオーディオ要素を重視し、高SN比と高解像感を保ったパワードライブを
実現していますので、オールマイティーにご使用頂けると思います。
私自身ここまで高出力なアンプは必要なのかと疑問に思ったりしますが
ニーズがある以上作れない訳ではないので、こうして登場しました。
一般的にアンプ基板単体だと細かい部分まで注視せずに設計のステップ数を
減らした作りになっているのが多いと思いますが、うちでは回路周りなどの
アートワークを含め丁寧に作り込んだつもりです。
結果として音質向上の効果は出ていると思いますので、是非お試し下さい。
おすすめの逸品です!
●Rev:なし~2.0まで試作で何度もアナライザーにて計測をしながら、4-8Ωの
スピーカーどれでも良い具合なるように調整・再設計しています。
●Rev.3からアートワークの最適化で給電周り、GND周りのトラップなどのギミックを
効率良く盛り込み、シミュレーターでは出せないレベルの細かい部分まで
電位を考慮し設計しています。
裏の見える部分の回路のみ見ていただいてもわかるかと思います。
●Rev.4からは基板サイズの最適化と、確定部品の再配置、NFJならではの
オプション設定部分の明確化と設定機構の最適化を行いました。
・4パターンのゲイン設定
・ステレオ/モノラル出力(MAX220W)
・MUTEパターン(J6)※ソフトON/OFFとして
・そのままでも使えるように9mmタイプのボリューム抵抗が追加可能
※上記設定機構は知識がある方向けなので、施工についての問い合わせ等ご遠慮下さい。
●オーディオ製品として最適で特性の良いパーツをチョイスしています。
・無駄だと思われるような(実際は意味が有って)ワンランク上のサイズの
抵抗を一部配置したりしています。
・既製品ではなく、専用設計・製造の高出力トロイダルコアインダクターが、
これまた高いポテンシャルを発揮し、この配置でも低歪みでハイパワードライブ
してくれています。
・カップリング・出力フィルターにはTUBE-01でも定評のあったベルギー生まれの
フィリップス(BCコンポーネンツ)製高耐圧メタライズドフィルムコンデンサを採用しています。
※こちらのケースコードは顧客振り当てコードでリードが銅リードの径が太いタイプ
になっている特注モデルとなっております。周波数特性も良く、クリアでキレの良い高音質を実現します。
・出力フィルターにはもう1つイタリア産アークトロニクス製のメタライズドフィルム
コンデンサ(クリーム色)を配置し、こちらもオーディオ用としては相性も良く、
高音質化に最適なパーツとなります。
・電源平滑コンデンサには定評のあるELNA製の低インピーダンス高リプル耐性品の
RJDシリーズの35V 4200uFを配置しています。
・更なる高音質化、クリア感の向上を狙い出力側の上下に高性能ショットキーバリアダイオードを配置。
以上、製品情報に色々書くと読みにくくなるので私の方のブログに書きましたm(_ _)m
定格出力20W(8Ω負荷、ch当たり)程度のディスクリートあるいはパワーIC使用のアンプキットってどうでしょう?
先日、TDA7492アンプがPWMノイズをスピーカーケーブルから撒き散らしていることを知ってから、アナログアンプに回帰しようかなという気も湧いてきました。
需要が見込めそうなら、キットの製品化をお願いしたいところでありまする。
TA 2020kitの時に音は気に入ってたのですがPWMノイズに悩まされて結局メイン使用アンプはYDA138のまま今に至ってたりするので、私もすこしデジアンには手を出しにくくなってました。アナログアンプの音は最近あまり聞いていないので興味ありますね。
J6結線でモノラル化可能でしょうか?
はじめて基盤なるものを購入しました。
自作のミニアンプの基盤を取り出して、本機を取り付けました。
小音量ですがまあまかなと思います。
ふと思ったのですが、NFJさんで汎用性のあるケースを販売したら、とっかえひっかえ遊ぶ人が増えるのではと思いました。
PCの自作のように。
少し大きめのケースにスピーカー端子やボリューム、つまみなどはある程度いい部品を使って、RCA端子、スイッチ、LED、DC入力、内部ケーブルなどを附属させればいいかと。
ボリューム抵抗をつけるには、そこのチップ抵抗2個の除去でOKでしょうか?
アナログアンプがいいなら、TDA7297なんかどうですか?12Vだと8オーム負荷で10W未満ですが、音はいいほうだと思います。
TDA1552Qが評判良くて、2台作りましたが、このICは、国内ではもう入手困難なんです。
こんな大出力は確かに要らないですが、2Ωとかhi-Qとか出力段のインピーダンスを下げたい需要が有ります。7492と比べてその点で遥かに優れています。絶版にしないでください。ゲイン初期値は23のほうが音質的にも用途的にもいいのでは?
BTL接続に変更するときの基盤の配線方法をどなたかご存知のかたがおられましたら、
是非お教えください。
通常の私の常識程度の知識では
1、R側アンプの入力は位相反転して加える。
2、スピーカーはアンプのL OUT+にスピーカーのホット、アンプのR+ OUTにスピーカーのコールドを接続
3、入力は通常L INに入力
アンプ基盤が手元にありますが、ジャンプ線等の配線までは分かりませんでした。
シングル電源ではBTLの方が有利との書き込みも散見され、自己責任でトライ
したいと思います。宜しければ是非お願い致します。
さくじさんの言われる方法だと、正解は3だけですね。
1.と2.は一般的なBTL接続の場合で、TDA7498Eで言われているBTLはいわゆるBridged Tied Loadではなく、単にLとRをパラに束ねて出力を増すという方法です。
基板にあるstereo/mono切替えジャンパはICの動作モード設定用でしょう。他に、入力側のRをアースに接続し、出力側のR+とL+を、またR-とL-を繋ぐ必要があります。特に出力側の接続ポイントはちょっと特殊です。
TDA7498Eのデータシートの10ページ、13ページをよく読んで、理解できるならチャレンジの価値はあるかも知れませんが、私ならやりません。
>>シングル電源ではBTLの方が有利
いわゆるBTLの場合はグランドに出力電流が流れないためノイズ面で有利との事でしょうが
TDA7498EでいうBTLは単なるパラレル接続ですからこれは該当しません
のと様ありがとうございます。友人の技術者にも教えを請うたりしましたが、安心を担保できず、すっかり諦めてこのサイトも見ず、ステレオで使用していました。それでも300名のホールで30cm同軸スピーカーのボーカルには充分でした。
トライしてみます。