華凱電容有限公司
メーカーロゴGD(GOLDEN CAP)
シリーズNPH
無極性 50V1uF
105度
http://www.huakai-cap.com/
http://www.huakai-cap.com/up_file/2013042536860297.pdf
Category Archives: 電子部品関連
トロイダルコイルの変更
あけましておめでとうございます。
本年もなにとぞよろしくお願いいたします。
EMSで日本より最速で手元に届き検証してみた結果もう少しスージーを調整しなくてはと思い、既に部品セットを用意していたのですが当初予定のコイルを使わず急遽専用品とすべく変更。既製品を仕入れなおすのではなくオーダーで作ったので間に合うかドキドキでした。先オーダーのお客さんが居る中、最高速納品希望しつつ不良品はもちろん返す!で発注を居れ普通に1日遅れだけで納品されました。
発注するついでにコモンモードインダクタと同じサイズで尚且つインピーダンスを下げる為に2周りほど太い銅線を使い製作しています。
使用予定だった定番品のトロイダルコイルと比較写真と基板に配置してみた写真です。
定番といいつつ日本側では販売した事ないですね。勝手に私の中で定番となっていました(汗
新しいタイプですが、7.5A辺りで飽和してきますので6Aくらいが良い所だと思います。
取り付け方は、そのままサクッ→グリッ→ペタッでOKです。
コモンモードトロイダルの方はちょっと工夫が必要です。
NFJ リトルスージーfor LXAのオプションとして
こちらのキットは標準付属のACアダプタでの使用を前提にご用意していますが、一部の方で任意に高い電圧で使用する場合には16V耐圧の電解コンデンサでは使えない為、対策としてこちらをご用意する流れで来ています。
電解コンデンサはメーカーは違いますが標準品と同等グレードの日本ケミコン製の超低インピーダンス・高リプル品のKZH 25V 330uFを採用。入り口の少容量の物も同社の超低インピーダンス・高リプル許容のKZEシリーズを採用しています。
当初キットご購入者限定で設定したかったのですが、そういう設定が無い為やるとしたら個別対応となるらしく通常販売でこちらを出すみたいです。
このオプションセット組をしてるんですが、キット以外での購入が発生する場合を予測して、余計目に用意してるのですが、そんな価格になります(汗)
次は土壇場で作り直したトロイダルコイルに触れていきます。
LXA-OT3用のカスタム部品をまとめてみました。OT1にも使えます
既に改造された方も折られるかと思いますが、中国側にも22日にEMSで日本より届きまして私の方でも色々聴いたり弄ったり楽しんでおりました。そして、コメントや日本側へのメールでもアップグレードキット的なものがあればと言う要望もございましたので、用意する手はずとなっています。コンセプトはコストパフォーマンスの高い効果的なカスタムと言う名の下でチョイスしました。少し前にあげた記事で未確定状態であげていたのですが、Bタイプに関しては出力フィルター部分の定数及びそのメーカーなどで迷っている状態でしたので再度詰めなおしての決定となります。
一部を除きできる限りうちのストックでそろえることができましたので総合的にご満足頂けるものとなると思います。
特徴的には
タイプAが標準の音味を生かしつつパワー感も増し・解像感・音の切れ抜けがより鮮明になっていると思います。単純に使用部品のハイグレード化による音質向上を体感できるのではないでしょうか?
タイプBがタイプAの要素も含みつつ帯域の特性を調整し、低域の厚みを増し出力フィルター部分でもさらに調整を入れた形となります。
回路図だけではなく実際の基板上の回路を追いかけつつ効果なども考慮に入れチョイスしましたのでここは変更しないの?と思う部分もあると思いますがその場合は一度配線の流れなどを見ていただければご納得いただけるのではないでしょうか?
一応標準付属の電源15Vのものを想定してチョイスしていますので16Vより高い電圧で使う場合は無理です。正確には日本メーカーの電解コンなので実耐圧は最低でも表記耐圧の1.25倍は確保されていますがそれでも表記電圧が最大耐電圧(サージボルト)となる為、その辺を考慮して貰ったほうが良いと思います。
今回このキットで初お目見えの部品があると思います。こちらは隠し玉という程ではありませんが、今後重要な部分には使っていくかもしれません。価格面では少々難がありますが、ポテンシャルがとても高くて気に入ってます。
以上となりますが、今回こちらのアップグレードキットはユーザー様からのご提案により実現できたものとなります。やはり半田ごてを持って弄る事ができるユーザー様が多いので、こういった物も出しつつ、楽しく営業していけたらなと思っていますのでこれからもよろしくお願いします。
P.S:今日はとても良い事がありまして、このブログの価値観も変えていこうと思いました。そして、NFJの中国側の現状を発信するブログとしてもう少し頻繁にみなさんにお伝えできればと思います。日課としてまではネタが続きそうにないので厳しいかもしれませんが、他愛のない記事からちょっとしたプチ情報、今悩んでいることなどもっと多く発信して行こうと思いますので、更新が無いなぁーと思ったらコメント欄に催促して頂ければ嬉しいです(笑)
現行のNFJ TA2020キット最終版のリニューアル品について
基板などの変更はなく最終版として現在も販売していますが兼ねてより変えてみたいなぁと思っていたその2種類の部分に中国メーカー製を使っておりましたが、リニューアルという形で有名メーカー製を標準付属にさせています。
・中国メーカー製マイラーフィルムコン0.1uF
↓
・nichicon YX フィルムコン50V 0.1uF(K) 長野県諏訪工場製造
・中国メーカー製メタライズドポリエステルフィルムコン100V 0.47uF
↓
・TPC製メタライズドポリエステルフィルムコン63V 0.47uF(オールドタイプ)
上記2種類の変更になります。両方とも数を使ってしまうので安く抑えなければいけないパーツで余り手をつけていなかったのですが、提供できるギリギリの採算?でやってみました。私の希望としては、このまま標準部品として継続できるのであれば嬉しいです。
さて、nichicon YXのフィルムコンですが、今は無き長野県諏訪工場製造品で正真正銘の日本製です。このフィルムコンはパスコンとしてのみならずシグナルラインでも十分活用できる性能・品質だと思います。オーディオ用途としてよく使用されています。
出力LPFのネットワークに使った際、高域で若干ごわついていたのが解るくらいにスッキリしましたし、電源ラインのパスコンとしても十分に効果を発揮してくれています。
日本のオーディオメーカーでも量産タイプで3万円までのクラスのAVアンプでは台湾・中国・韓国メーカーの部品を多用していて、nichiconのこのフィルムコンですら見かける事はありませんが、もう少し高いクラスのものからは使われている事も有るようです。
単価としてはそこまで高い部品ではないのですが、コストパフォーマンスは高いフィルムコンと言えると思います。今有るタイプは諏訪工場出荷品で材料・製造に関しても安定している感じですし、製造もメイドインジャパンという事で私一押しで取り扱いました。
量でカバーした分大変な事になっていますが現地の中国人でも日本メーカーでしかも日本製のnichiconのフィルムコンという事で人気は高く良い商品ですし、まぁ色んなチャンネルでなんとか出来るでしょう(汗
※TA2020キット標準付属品は精度Kです。
次にTPCのメタライズドポリエステルフィルムコンデンサですが、こちらはさすがに通常仕入れでは価格的にも難しかったのですが、工場流れのスポットで仕入れた物です。ちなみに、現在バルクの状態で入っていると思いますが実は本来はテーピングタイプです。使われる前提で工場側がカットしている状態で保管しているものでしたので、そうなっています。
このタイプは余り見慣れないと思いますが、2002年あたりではまだ流れ品として普通に流通していたタイプです。その後頭に浮き彫りっぽく字やロゴが書かれたタイプとなり、最終のタイプでは頭の端にTの字を斜めにした感じのになり、最後にAVXに統合された後はそのまま廃盤となっています。このロゴはTPCに統合する前のLCCというメーカーのロゴでTの字を斜めにしたのがTPCに統合後のフィルムコンとなります。物としては同じですが、こちらのLCCのオールドタイプはフィルムが当時の古いタイプとなり若干分厚く、結果として少し大きめではありますが、周波数特性もこちらの方が良く音質面でもアドバンテージの高い物となります。
以前Part2基板で少しの間採用していたかと思いますが、そちらはTPC時代のものとなっています。つけて比較した感じは似ていますが、それよりももう少し音の輪郭がハッキリしている感じとなっています。
中国メーカー製と比べると実際音質は向上している実感はありますので、持っている方も
1セット試してみてください。当時TPCタイプを出したときに、大人の事情で中国メーカータイプと変らないと書いたのが今でも悔いに残ってたりします・・・。
TPCタイプを持っている方も今回のものを部品単位でまだ実装していなければ試していただきたい。そういうものです。
以上今回のリニューアル品について語ってみました。
最後に、こうやって標準品でも色んな部品が少しずつ強化され底上げしていっていますが1箇所だけあえて手を入れていない入力カップリング部分があります。予算の配分の関係もありますが、ここは出来れば変更した方が良いでしょう。
そして、オプション品では今回の標準キット以上に音質の変化を楽しめると思いますので、もし余裕があればオプションキット・オプション部品なども検討いただければと思います。
そういう楽しみ方も出来るように色んな要素も設計の段階で入れていますしよろしくお願いします。
NFJ TA2020キットオプションパーツについて
最後までお読み頂きありがとうございました。
1月の企画として新規パーツ出品についてご協力お願いします。
こんばんは、最近自転車を購入しまして買ったばかりなのに
前ブレーキが既にあらぬ方向に向いていて凹んでいますKです。
そろそろ帰国へ向けての最終調整に入ってまいります。
TA2020キットの一部欠品部品も到着しキットセットを梱包したり
新規商品の検品・梱包などをしています。
さて、ここから本題です。
今回新しい企画として現在うちの倉庫に眠っている部品達を
ご紹介と共に何種類か今回持って帰り、販売しようと思います。
現在数にして全種類合わせて30万個ちょっとあります。
パーツ屋じゃないのにどうしてこんなにあるの?
と思われるかもしれません。
それは、キット関係やアンプ関係を低価格での販売を維持する為
そして商品が決まってから1種類1種類まともな部品を調達していると
かなりの時間がかかるのと、品質が上げれない事への対策です。
ある時に良い物だけを安く!そしてロット買いをしています。
そして、ロット買いすることによりコピー品を引く可能性も下がります。
これでキットだけの原価で見れば採算が出ているように某H氏に申請して
色々と議論していますが、蓋を開けると未来への投資が肥大化して
しまっているのが現状です(笑)大丈夫です。使います。使い切れます。
昨晩に倉庫の物で使えそうなものを一通り適当にですが撮影してきました。
http://www.nfjapan.com/kouho.zip
ぼやけたり見づらい物は消しましたが編集などはしていないのでご了承下さい。
100MBちょっとあります。
この中で「これいいなー」「これ販売して欲しい」「これの用途に使えるんじゃない?」
「価格はこれくらい?」「これはどういう仕様?」「まとめ売りならこれくらいで売れるんじゃ?」「これはどれくらいの量があるの?」など気軽にコメント下さい。
もちろん匿名でコメントいただいても問題ありませんし、そこで交流後何種類か
決めていければと思いますので、よろしくお願いしますm(_ _)m
P.S:YDA138用に用意したEVOX CMKですが、皆さんTA2020用に結構
購入されている感じでやばいなぁーと思っています(汗)
価格もうちの相場からすると少々割高だと思いますので
TA2020キット用のEVOX CMK0.22uF6個セットを360-390円の間で
出品予定でHと交渉に入ります。ちなみに6個セットはKです。
仕入時に3分の1がJで3分の2がKでして、2個セットだしJ
がいいだろうなぁーとJにしましたが、さすがにもったいない(笑)
なんて思ってしまい、急遽このセットを作って次の出荷に乗せる予定です。
なので、今のCMKはYDA138NFJ版用に残しておいていただければ嬉しいです。
TA2020の新規オプションについて
こんにちは、Kです。
なんか、とりあえずやって欲しい部分の部品全部そろえて
まとめちゃいましたって感じになって、わけわからない構成に
なっていますので説明が難しいです(笑
価格はまだ未定ですが
謎オプションというかネタオプションです。。。
どれくらい効果があるの?ということですが
5V外部給電オプションと併せるとめっちゃ変わります(笑)
・mH級コモンモードコイル
・村田GRMシリーズ X7R 25V 0.1μF(0805)
・Samsung CL21B X7R 50V 0.01μF(0805)
・フィルムコン3300pF
・金属膜抵抗器 1/4W1%1KΩ
・DC端子(φ5.5-2.1mm)
・謎回路用5種類の部品
TA2020のオプションのEPCOS(旧シーメンス)の
積層メタライズドフィルム2.2uFは日本側の在庫が
もう少しで切れるので、こちらの在庫から
補充しますがそこまでないです。
次手配しようとしていますが、スポットは無い為
価格的に厳しいのでどうしましょう?
このままフェードアウトでもいいでしょうか?
Panasonic A形 FC 16V 2200uF
NISSEI MMT 50 104J(0.1uF)x10pcs
4ohm Up Grade Option
*Panasonic ECQV 50V 474J(0.47uF)x6
*PIKOR(PHILIPS) PCMT367 100V 104K(0.1uF)x5
*EVOX MMK5 250V 104K(0.1uF)x2
インダクタ採用についての経緯(画像付)
こんばんは、Kです。
今回インダクタについて少し書いていこうと思います。
デジタルアンプの出力段に使用するインダクタですが、
こちらの物を使用していた際に入れ替えたりして気づいた点など
記載していきます。
ちなみに、FX-Audio-と色々な物を平行して開発およびNFJ仕様に
リメイクしていっています。
さて、話は戻しますが写真のFX-Audio-標準のインダクタを使用
して視聴していたのですが、出力段に何か違和感が出ていてコンデンサ
調整など試行錯誤していたのですが、少しいつもと違う感じで
戸惑っていました。
ふとインダクタを触った際にとても熱くなっているのに気づいて
今回供給に変更した感じです。
標準で聴くと若干音が通らない感じで音量上げていくと、それに伴った
音の広がりというか音の大きさという物が普通と違い違和感を感じていました。
最初LPF側のコンデンサの種類・メーカーなどを変えて対処すれば
調整できるだろうと安易に思っていましたが、思い通りに行かず
どんどん泥沼に嵌っていきました。
最後にこのICはこんな感じなんだろうと決めて一段落ついて、数日放置していました。
そして、再度最終打ち合わせの為、NFJ仕様の配置の際にインダクタ部分の温度が
気になったので触ってみるとかなり熱いんです(汗
そこから、出力を上げて有る程度の時間駆動させてみると顕著に
変化が出てきたと同時に触るとアツッ!ってなるくらい温度が上がっていて
開発した彼に聞いたところ3A品を買ったという事でしたが、さすがに
最大3Aくらいあれば問題ないのですが、こちらで色々調べ
現在お世話になっているインダクタを別注している工場へ問い合わせをして
発覚した事ですが、標準品はサイズ的に3Aを流せる物は物理的に
作れないという事でした(汗
そこまで出力を上げないで使用する場合はこの問題は顕著に出ませんが
さすがにIC自体結構出力もあるものなので、今回こちらより供給する形で
右のタイプに変更する事になりました。
これだけで音がぱっと広がり、あぁー結構聴けるなぁーと最初のこのアンプの
先入観から変化がありました。音量を変化させても違和感無く追従してきます。
中・低域がグイグイ押してくる感は個人的には好きではありませんが
それはまた出来上がってから入力カップリング変更で調整入れていきます。
あと、LPFのコンデンサもですね。
ちなみにNFJ供給品は日本メーカー品ですが、特にインダクタなので劣化など
大きな影響は無いと判断してリユース品を使っています。
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