本日の写真

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·こんにちは、Kです。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
こちらは暖かくなってきており、今週の日曜日帰国するのが怖くなってきています。
さて、無事LXAシリーズ企画もある程度安定してきて間もないですが、カスタムパーツセットの効果はみなさんご実感いただいたようで大変ご好評いただき有り難うございます。
施工性の兼ね合いからSMDパーツは今回回避しましたが、常連様よりの要望で多いようであれば突っ込んだカスタムパーツセットなんかもご用意できればなぁーなんて思っています。
実はMELF形の抵抗とかもストックで何種類かあったりしますし、なんか趣味の領域でトコトンまでしてみたいのもありますし、今後そういった意味でもコアな展開も、日本側のHのGOが出れば是非やってみたいです。
さて、帰国後時間が有るときにでも友人の工場に篭って勉強してきます。
削り系なんですが、ソロソロ必要になってきそうです。
念願のアレも手に入れたいですし。。。またタイミングが会えばこの件についても触れていければと思います。
さて写真のネタですが、紙基板無理やり青レジスト基板タイプです(汗
リトル・スージーは当初スポットで扱って終わらそうとしていましたが販売終了後も問い合わせが十数件レベルで来ており、LXAタイプを出した後も要望はありましたし再生産という形になり、仕上がってきました。
裏面は銅箔があるので綺麗な青色ですが、表面は紙の茶色基板に青色のレジストで予想通りというかなんというかこんな感じです。工程数を減らしてコスト削減と言うか基板単価を下げるための工夫などを盛り込んでいまして見ていただいたらわかると思いますが、こんな感じになりました。
さて、パーツセットが出来上がっておりませんので、残り数日間に合うのか!?
熾烈な戦いが待っています(笑)
次にDAC-X3Jですが、白基板です。この基板は貼り付け工程の歩留まりを良くする他、全体的な製品の信頼性も少し上がる!?ような工夫をしています。実際貼付けから上がってきて仕上げた際の不良率は確実に低かったです

こういうことは公式ブログに触れる事のないような部分なのでここで書いてみました(汗
自己満足的な部分

実は日本へ帰国していました(汗

こんにちは、Kです。
実は17日に緊急帰国していまして、昨日23日中国に戻ってきていました。
若干無理をしていたのか、体調不良に陥っていましてお尻に出来物ができ
それが大きくなって発熱もしてきたので、急遽中国の病院に行ったのですが
訳の訳のわからない事に1ヶ月の入院になるとか言われ、自身である程度原因も理解していたので
そのまま当日手術でと言ったのですが上記のような対応だったのです。
一応公立の大きい病院だったのですが、黒い雰囲気が漂っており明日もう一度
専門の病院があると知った私はそこへの予約をし、行く予定でおりました。
ただ、発熱もしている為そこで抗生物質の点滴をした方がいいということで
それだけ受けることにしたのですが、そこでやられちゃったというオチです。
1つは有名な抗生物質の点滴だったのですが、もうひとつは世代の古い抗生物質の成分というか名前を変えて、中国政府の低価格指定薬を回避対策されたイケイケなやつとミックスされ、ボッタクられた気がします。
日本で保険負担なしで治療受けるよりもすごい金額だと思います。(汗)
気を取り直して翌日、意識は朦朧としていますが専門の病院へ行き
診察を受けたのですが、詳しく書くと長くなるのですがここは確実に入院させようとするだろうなという雰囲気の場所でした。
お医者さんの診察も適当で、診察中に荷物を片付けてるんですね片手間で私の診察をしながら、とりあえず手術した後10日間の入院ねって言いながら、ちょっと会議かあるからまたお昼に戻ってくるからどうするか決めてって。。。この時点で帰国を決め、その夜には日本帰国への飛行機に乗っていたというわけです。翌朝そのまま病院で処置をして、3日間様子を見て問題なければ大丈夫という処置でおわり、昨日中国に戻ってきたという流れです。
また3月1日帰国するのですが、こちら側も色々大変な時期だったのでさすがに3月1日まで日本に居れるわけもなく戻ってまいりました。
色々ご心配おかけしてしまう事を書いてしまいましたが、現在至って健康ですのでこれからも頑張っていきますのでよろしくお願いします。
DAC-X3Jの価格設定いかがでしたでしょうか。。。価格に対しての音質・性能は意外や意外となると思います。
お手軽価格だと思うので色々迷うよりも実際ご体験するとご納得頂けると思いますので、是非お試し下さい。

帰国に向けて

こんばんは、Kです。
最近更新を怠っていました、すいません。
中国側も春節が明け通常業務に戻ってきたはずなのですが、殆どの工場はまともに動いていません。うちもそうですが、スタッフが未だに帰ってきていないんですね(汗
あいたたたたーって心境で業務をこなしています。
人が少ない分大変な状況で、あまり業務が無いのに動かないと。
その上追い討ちをかけるように少ししたらオーディオ系の展示会を出展する為広州へ行きます。
何から何まで段取りを汲むのに追われています。
うまい事動いてお願いーーーーー!って思いながら日々送っていて気付いたら日が迫ってきて
帰国も迫ってきて大丈夫なのか!?という事で3月1日帰国します。
帰国してもやる事は盛り沢山でその山積みの課題に怯えていたりします。
時間よとまれ!むりぃぃぃ~
明日は久しぶりにお休みいただきます(汗
日本側はあれですね。
20日に新製品が2種類でるみたいですよ。
でかいやつとちいさいやつです。
それでは、また時間の有るときにでも記事書きますね。

無題

こんにちは、Kです。
今こちらの方は新年で人通りが少なく過ごしやすい毎日が続いています。
空気も超綺麗です!同時に気温が最低16度-最高25度と暖かくなってきて
まさに衣替えの季節!でも服がない!?(汗
さて、最近仕事の事で動くことがないので、掲示板などを拝見させて頂いており色々とカスタムされている方もおられましたので、現在第7ロットで追加された回路とともにその追加の経緯と詳細などを書いていきますので参考情報となれば幸いです。
ただ、こちらのブログを定期的に見られている方へ向けての開示情報としたいので、対象物に関しては検索ワードに引っかからないような抽象的な表現を使っていきます。わかりづらいかもしれませんが、お暇な時にでもご覧になっていただければと思います。
まず、経緯から説明しますと夏頃に取り扱いのアンプのコピー品が出回り、それに伴い日本側のHの元に問い合わせが増えたことから始まります。
その後メーカー側への事実確認とその対策、コピー品のメーカーへの問い合わせなどを経て、情報を頂きました方へオレオのご連絡を差し上げ、同時にブログへの注意喚起を行っていました。表面上はそれで終わった形に見えていたと思いますが、実際は中国側の方でメーカーとやりとりをしてコピー品対策と言いますか、バージョンアップの模索をしていました。そして、現在の第7ロットの形へと進化しています。公式ブログでは災いを転じて福となすという言葉通り、弱点だった部分の改善が行われています。
では本題の部分を書いていこうと思います。
去年夏頃にメーカー側と連絡を取り日本側での注意喚起をする旨を伝え、メーカー側でも対策をして欲しい旨とそれに対する相互協力をするということで話は続いていました。
そして中国側で試作機を作り対策案などを話し合い結果として出来上がったのが第7ロットとなります。
第7ロットで対策を施した部分は下記の2項目です
・遅延リレー回路の遅延時間を延ばした。
・後段増幅回路より前段回路が先に落ちないように対策。
上記2項目は大幅な回路変更もせずに少ないパーツ変更・追加※で
実現できる対策だったのでメーカー側で採用される事となっていました。
※電解コンデンサ1個変更・電解コンデンサ1個とダイオード1個の追加
遅延時間の延長は回路にある電解コンデンサ220uFを470uFへと変更することにより延ばせます。その改善効果は大きく電源投入時のポップ音が更に低減されるのですが、それは、前段部が電源ON時安定するのに時間がかかるという部分に注目しなければなりません。まずは、前段と後段のシグナルラインを切り離し計測することから始まります。
TA2020では標準である程度のDCオフセット電圧がありますが、電源ON時それとは別の大きなDC電圧が出ています。時間が経つに連れて安定してくるのですが、その原因として前段部分のオペアンプ回路からのものでした。最初はカップリングコンデンサの辺りやオペアンプ回路周りを触っていましたが大幅な改善は見込めず単純に安定するまでの時間までリレーでONをにしないのが一番簡単な解決策でした。
それ以外にもTA2020のMUTE回路を使いON/OFF制御をし、前段は常に通電状態にする事で解決する対策案も考えましたがこちらも他の回路を巻き込んで大きく回路変更しなければならない為流れた案件です。
次に前段回路を先に落ちる事で発生するポップ音がそのまま後段で増幅されてスピーカーから出てしまう問題は、先に前段回路が落ちないようにすれば解決します。前段部分の給電のラインの上で直列にダイオードを付けその先に大きめのデカップリングコンデンサを搭載すれば電源OFF時に前段回路で発生したポップ音を後段が増幅することがなくなります。
ちなみにDCから入ったすぐにある4700uFの電源デカップリングコンはスイッチ手前でカットされるのでTA2020のIC電源供給の直下のバルクコンは1つのみでその先に前段回路の給電ラインが作られています。ダイオードで切り離してはいますが、TA2020のバルクとの容量の比率も大きく関係してきますのでその辺りの
調整も必要かと思います。更にその先にLEDの給電ラインもあったりしてその辺りの消費も考慮してましたが、最終的には切り離せば解決します。
これにより前段からの影響による問題を解決した結果大幅なポップ音の低減を実現できましたが、更にもう一つTA2020自身のDCオフセット電圧のズレを修正することにより完全にポップ音が排除されると言う事になります。
これは、NFJTA2020キットにも搭載しているDCオフセット電圧調整回路の追加です。
このアンプは当初遅延リレー回路すら搭載せずに盛大なポップ音が出るのでも有名でした。
2年ほど前より改良され遅延リレー回路が搭載されポップ音の低減は出来ましたが完全に排除出来たわけではありません。そこで、TA2020で定番となっているDCオフセット電圧調整回路ですが前述した前段の対策をせずに施工してもポップ音は出て来てしまうのが現状です。
前段の問題をまず解決し更にTA2020のオフセット調整回路を搭載すればポップ音は完全に排除でき音質も大幅に向上し大きく変わった別のアンプとして変化すると思います。
以上参考情報として書きましたが、またいつものようなダラダラ書いた感じの文章になってしまい申し訳ありません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
P.S:前段の4558から変更した5532はポップ音といいますか、ON/OFF時の飛びが激しいです。
他のメーカーでも試しましたが同じような波だったので、普通に5532系はそういった意味でこのアンプで使う場合は
この回路が必須じゃないでしょうか。4558系は比較的緩いですが、でも出ます。

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