Lepai LP-2020A+とST社製 TL082 オペアンプについて

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Lepaiのトーン回路のオペアンプをJRC 4558DからST TL082に変更した際
色々試した結果これが最適になったのは確かなのですが、根本的に両者は
トランジスタの種類が違うもので特徴も違います。
4558Dはバイポーラ入力に対しTL082はJ-FET入力のものになります。
入力インピーダンスが高く、正負入力が揃っていなくても大きな
オフセット電圧が生じないのが特徴で、音も4558Dと比べ透明感のある
クリアな感じになります。
現在のLepaiはトーンコントロールの設定がかなりシビアで回路上の
ノイズ影響が受けやすく、それに合うオペアンプの種類が限られてきます。
単純にいい物を選択して搭載しても、良くなるという事は断言できないのが
現状です。
TL082の実際の音質は高音/低音を調整したときに、はっきりわかりました。
なんというか4558Dより素直に変化してくれて、音が歪む感じが無いんですね
特に、音量を大きめにして調整すると顕著に違いがわかるので
これがベストでした。
TL082は標準品で比較的入手しやすいチップなのですが、この上位にTL072という
ローノイズ版があるようです。
せっかくトーン側に合うチップを探せたので、ローノイズ版も
近々試してみたいと思います。
最後にオペアンプ用のデカップリングコン大きくしても音質は変わらなかったと
コメントに書いたことが、心残りでここで再度記載します。
もともとは中華メーカーの16V100uFが入っているのですが
nichiconの25V220uFに変えています。
音質の変化はありませんが、結論として変えたほうが良いと思います。
音量を上げたときに効いてきます。

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