NFJ真空管バッファアンプ完成(ラインアンプ)

当初の構想から結構時間掛かりましたが完成しました。
電源部分での安定化と音質面での調整で何度も改修を掛けて仕上がったものとなっています。
結局デッドストック品に頼る事になってしまいましたが,うちで大量にストックしてるのでまずは心配ないと思います。25年くらい前のベルギー産の凄いやつです。ちなみに真空管ももちろんデッドストック品です。

当初低域が抜け過ぎていてどうしようも無く試作のみで終わらせるつもりでしたが色んな勘違いをしていたようで回路の設計変更で解決しています。
単電源12v仕様で若干スージー的要素も表現しつつも、この真空管というギミックと音質の部分でご納得いただける事を信じています。
そして、今まだ価格は公表しませんが驚かれるのではないでしょうか?
ちなみに開発当初DIYキットとして考えていましたが、中国側での販売も考慮に入れるとどうしてもキットでの販売は微妙だという事もあった為、途中から製品としての設計変更で組み直しています。ただ当初の構想でのコンセプトは色々引き継がれていますので、製品として売り出すので自己責任の範囲になってしまいますが、カスタマイズ出来る感じにはなっています。

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18 thoughts on “NFJ真空管バッファアンプ完成(ラインアンプ)”

    1. このスタイルが意外にマッチします。ヘッドホンはインピーダンスが低いのでこれには繋げられませんが、ヘッドホンも良いですね。

  1. バッファーアンプって、用途は何でしょうか。
    オーディオ信号をパワーアンプに入力する直前の電圧増幅アンプのことでしょうか。
    だとしたら、真空管はECC82(12AU7)辺り?

    1. 用途はおっしゃっているような接続方法や音量調整用にも使えますし色々活用方法はあると思います。
      詳細は公式より発表があると思います。

  2. なかなかコンパクトで面白そうです。真空管は6AK5系かな?
    私は今、真空管ラインアンプ(トンコン付自作)を通してTA2020アンプを鳴らしてますが良い感じで鳴ってます。
    こちらの音の傾向はどんなのか試して見たいです。

  3. ご無沙汰しています。お返事遅くなってしまいmした。
    トンコン付とは!!それアリですね。是非試してみたいです。
    トンコンは追加でバッファ入れたりされてます?
    それともそのままCRで組まれてる感じでしょうか?

    ちなみに今70Vまで幅を引き上げ回路も改良したので特性は20Kまでフラットで
    下が100Hzはまだまだ0dB、50Hzで-0.2dB、40Hzで-0.4dBという具合です。
    改良前は下の落ち込みが酷かったです(汗
    ご参考になればと思います。
    P.S:ちなみに今までと違いシンプルに販売すると思いますので
    こういった情報は公式には出さないと思います。

    これを書いてしまうと真空管を望んでおられた方の期待を裏切ってしまいますが、
    出力ゲインをガッツリ上げれば真空管らしい一面も出せますので安心して下さい。

    1. 詳しい情報を有難うございます! 完成度高そうでなんか凄いですね。
      これだけの物をシンプルに販売って、もっと強く押しても良いんじゃないですか?

      私のはSRPPでゲインと低インピーダンス稼いで次段でNF型トンコン(ここの段もSRPP)通してます。
      球は12AU7(初段)と5965使ってますが12AT7とかでもいけますね。オペアンプとかは使っていません。かなり強引な構成で計4本使ってますが音は気に入ってます。
      古いカセットデッキから流用のレベルメータを付けてますので正面からは真空管が見えません^^;

      1. おぉー4本使いで真空管のみの構成ですか。
        かなり素直な曲線になってそうですね。
        カセットデッキのレベルメーターで隠れてるって
        どんなことになってるんですか?(汗
        写真みてみたいです。

  4. この真空管バッファーアンプとは直接関係のない話なんですが。

    真空管アンプの場合、接続するスピーカーとのインピーダンス整合を取らないとアンプに無理がかかって良くないというだったと思いますが、真空管アンプのSP OUT端子と底インピーダンススピーカーの入力端子との間でインピーダンス整合を図るような回路って実現できないものなんでしょうか。
    例えば、8Ω出力しかない真空管アンプに4Ωや6Ωのスビーカーを接続したり、6〜8Ω対応アンプに4Ωのスピーカーを接続するようなケースですね。
    実現可能であれば、完成品でもキットでも企画して頂けるとありがたいかなと。できればキットの方がケース類の自由度が高くなるのでありがたいのですが。

    一度、ご検討お願いします。

    1. メインアンプの場合はその対象インピーダンス外で使用した際に歪みが多くなったり音質面でよろしくないという事からだと思うのですが、出力が大きい場合は何らかの影響が出たりするかもしれないですね。真空管でのメインアンプの構想は今の所ないです。前段で美味しく真空管を通してメインアンプはフラットな性質の物を選べばそれでOKだと思います。
      想像するだけでかなりコストは掛かってきますね。

      1. 予想はしていましたが、製品化の可能性は限りなくゼロに近いようですね。
        お手間を取らせてしまい、申し訳ありませんでした。

        1. いえいえ、頭の中では真空管アンプも出来ればなと思ってましたし
          電力の問題とか既に解決できない事が多かったですしね(笑

          なんていうんでしょうか、この真空管のラインアンプも単電源で
          動作して尚且つ意外や意外!という音質とその価格で、今まで
          そんなお手軽でキッチリ鳴るものって存在してなかったと思うんですね。
          まぁ、そういうものなので、本格的に真空管アンプの方に参入する事は
          無いと思います。技術的な部分ではそこまで難しいものではないのですが
          単純にコスト・物量にウェイトが置かれている分野ですし、NFJユーザーの
          ハートをつかめるかは難しいと思います。
          ただ、開発していて面白かったですよ。

          3、4千のレンジで出てくると思います。

          1. 今ふっと思ったんですけど、プリ段を真空管、パワー段をオペアンプで構成したハイブリッド・ヘッドフォンアンプのキットなんかどうでしょうか。
            もちろん、フル真空管ヘッドフォンアンプでもOKです。

  5. 一部、誤字・脱字がありました。恥ずかしい。
    2〜3行目 : 誤) 良くないというだった –> 正) 良くないということだった
    3行目 : 誤) 底インピーダンス –> 正) 低インピーダンス

  6. 伊三次 より:さんへ
    >パワー段をオペアンプで構成したハイブリッド・ヘッドフォンアンプのキットなんかどうでしょうか。
    そういうのも面白そうですね。ただ、キットって。。。(汗
    とりあえず色んな構想はあって面白いんですが、先に風呂敷を広げてしまって進めていくと
    販売価格とか影響してしまって、結果的に面白くなくなると思うので
    まずは、少しずつやっていきましょう。

      1. キットですかー(汗
        検討材料として置いておきますね。
        とりあえず今の製品でもほぼさしこみ部品に再構成していますので
        改造する喜びは味わえるはずです。

        1. > Kさん
          では、妥協点としてTDA7492アンプのような完成基板の販売ってどうでしょうか。
          ケースの外観って一番好き嫌いがはっきり出る部分だと思うので、完成品だと中身だけ取り出してケースは好き勝手に作るって人もいそうです。
          もちろん、完成品としての販売も否定しないので、ケース付き・ケースなしの2通りがあれば嬉しいかなと。あるいは、YDA138のようにケースはオプションとするとか。
          無理のない範囲内で検討して頂ければ有難いと思います。

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