現在販売中のTA2024Kitの件でご購入者様よりどんなオプション品が良いのかなど
問い合わせが数件来ていると日本側のHより連絡をいただきました。
好きなように答えて良いとのことでしたので、客観的にお勧めをあげていきますと
平滑コンデンサにはSANYO WXがいいかなと思います。WAはその上位モデルなのですが
実際搭載して視聴した感じはWXの方が好きです。ただそれだけです。
会社的には価格や在庫量の関係でWAが売れたほうがうれしいと思いますが(笑
パワー感やフラット感を強めたい場合は容量を稼ぐ意味でFWをチョイスしても
良いと思います合計で6600uFの容量を持てるので。。。
ただ、搭載できますが特殊ショートリードなので倒せません。
ちなみにWXをチョイスすると付属でついてくる0.1uFのフィルムコンを
入力カップリングの332の場所へ入れると感じが変わりますので
面白いと思いますよ。
入力カップリングは今TA2020用に販売しているEPCOSの
積層メタライズドフィルム2.2uFを入れると音質は良くなります。
ただ、これは7.5mm幅リードですので足を狭めて搭載してください。
その際、標準の332も搭載していたほうが良いです。
もうひとつオプションネタを追加します。
これは、在庫量が少なくなってきていて
なおかつ再度同じレベルの物を手配しようと模索した結果
今の販売価格が仕入れ価格みたいな状態だったので、
あまり書きたくなかったのですが(汗
TOKOの防磁インダクタ入れると音の雰囲気が
TA2024に関してはがらっと変わります。
当時スポットで入った価格をベースにした販売価格なので
アレですが、まずこの価格では次無理です(笑
「出来れば試しに1セットのみの購入を配慮いただけると嬉しいです。」
いじり倒せるTA2020の方にもまわしたいので(汗
個人的なお願いになってしまってすいませんm(_ _)m
有名メーカーのものではない同タイプの防磁インダクタでしたら
少しお安く手配できますので、防磁インダクタ自体は継続します。
よろしくお願いします。
標準付属のインダクタでもパワー感も出ますしそのままでも
もちろん十分満足いただけると思いますm(_ _)m
以上日本側Hより突っ込みの入ったインダクタのオプションの案件でした。
以上オプション品の紹介でした。
次に前モデルとどの辺が変わったの?という詳細ですが
1、前モデルはポップノイズが大きすぎたので、オフセット電圧調整回路
追加でその部分を改善させたのと、音質面でも恩恵は出ています。
2、5Vラインに電解コンデンサで容量を持たせ5Vラインを強化をしています。
3、リファレンスの4オーム仕様から要望の多かった8Ω仕様へ設定を変えているのも
大きな要因になっています。
4、入力カップリング側で電解・フィルム・SMDの3種類の設定を盛り込み遊べるにしています。
以上前モデルよりもTA2024の特徴ある音質になってきたなぁーというイメージに仕上がっています。
前モデルの曇った感じの音は改善されていますので楽しんでください。
最後に、TA2024アンプキットは今回発注分で終わります。
深い意味で次はないです。
現在販売しているキットが問題あるという訳ではありませんし、
前モデルよりも音質面でも機能的にも進化していますので
その辺の心配しないで下さい。
NFJコンセプトモデルとして出すにあたり、色々構想や提案があり
形にするまでに色々とありました。
多くは語るとどうせ消さなきゃいけないので語りませんが
FX-Audio-ってまともなんだなぁーと再確認させられました。
以上TA2024キットでしたm(_ _)m
Monthly Archives: 11月 2012
TA2020キットについて(最終版)
TA2020キット最終版の量産完了しました!!
緑基板から少しお時間を頂いていましたので
やりたい事はほぼすべて組み込めたと思います。
あなろぐ氏のご提案・ご協力を始め多方面の方々からのご提案を
形にし、私自身の超個人的なやりたい事も多数盛り込んでいます。
自己満足的な若干複雑な最終形態となった赤いヤツですが
純粋に音質面でも大幅に進化しました!
他社のTA2020のアンプキットやアンプ製品でもしていなかった
部分にも手を入れたりしていますし、楽しんでいただければと思います!!!
既に私は3枚ほど製作して楽しんでいます!!!
ではなく(汗、最終部品チェックをしています。
早く皆さんの元へお届けしたいので、準備急ぎたいと思います。
他の案件の進行状況や報告・追記事項などは最後に記載しますm(_ _)m
1、IC出力ピンから緑丸のインダクタホールまでの各ラインインピーダンスを
計算し合わせる為に赤丸部分とライン幅を変更し、ICホール間を通るラインも
ホールの横幅を狭め、ラインを製造限界の太さまで調整しました。
併せて、ラインの中心部分の約12milのレジストを剥し、インピーダンスを
下げる工夫を盛り込んでいます。全部露出させるとICを取り付ける際の短絡の
リスクが高くなる為、中心部分のみにしています。
同時にICホール間の後のライン幅も大幅に太くしています。
2、群青色丸部分のアンプ出力段をベタGNDにしています。
同時に構想時は左右共同一でしたがピンク色丸の部分で左右ベタGNDを
分離できるようにレジストを剥しカットできるようにしています。
3、30Pinから2,8Pinへの5Vラインを以前の約2倍近くライン幅を太くし、
ラインインピーダンスを下げ、同時に通過ラインの見直しをしています。
この恩恵で新しいユーザー設定部分も出来ました。
4、灰色丸部分はGNDラインの見直しと強化を実施しています。
5、2,8Pinの直下に数十uFの電解コンデンサを配置することにより5Vの
電源供給を安定させるようにしました。
6、黄色丸部分は電源入力端子を2PinのターミナルブロックのみからDC端子を
搭載できるようにユーザー設定ホールを追加しました。
7、オプションの三端子レギュレーター施工時でもジャンパーを飛ばさず、ピンアップ
かラインカットのみで対応できるように回路・配置の見直しをし、同時にライン強化を
しています。
8、青色丸部分はユーザー設定部分です。標準設定ではないので説明を入れません。
NFJユーザー掲示板の方で情報のやり取りしていただければ最高だなぁーと思っています。
恐縮ながら私も1ユーザーとして参加させて頂きたいと思いますので、その節は
よろしくお願いしますm(_ _)m
※一部ユーザー設定で部品が必要になってくると思います。
購入者様側で個別に手配すると手間もかかりますし
お値段も割高になると思いますので、こちらは
謎部品キットとして試験的に出してみます。
説明は一切ありませんので、ご理解ください。
以上大まかな変更点でした。
他にも細かな部分で頻繁にいじって変更していましたので、前のモデルから
細かい部分でFIXされている部分もありますので、販売開始までご期待下さいm(_ _)m
以上TA2020キット最終版でした。
※画像はペイントで「反転」させているだけです(重要)
今回のTA2024のアンプ基板は
前モデルはTA2024とTA2024Bが今回はTA2024Bです。
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