FX1002に関して、私からの見解を記載しておきます。
こちらのアンプはST社のTDA7498Eを搭載した160W+160Wのハイパワー
クラスDアンプです。
現在日本で販売されている高出力アンプICを使い表示でハイパワーであっても、
一般向け製品ですと実使用の出力ターゲットが1-5W辺りに絞った構成を
しているのがほとんどだと思います。
実際ニアーフィールド・自宅の部屋で視聴されるのがほとんどだと思いますし、
その最大出力に沿ったパワーを出しても扱いにくいのが現状です。
そういった意味で、各社高出力アンプICを使用しても出力ターゲットを最適な
範囲に抑えているのは合理的だと思っています。
さて、うちの会社が今回販売するFX-1002はそれとは異なったクラスDアンプとして
理解していただきたいと思います。
公式でも記載していると思いますこちらの製品は最大出力160Wと
謳うだけに、実際の出力も実用レベルでICの出力できる範囲の中で
最大限引き出す事が可能なように部品構成や設定をしているアンプです。
小型スピーカーやニアーフィールドで使用前提ですと、ご満足していただけないばかりか
私も残念に思ってしまいますので、大き目のスピーカーでのご使用用途としてご検討下さい。
一般受けしにくいアンプということを重々承知で今回試験販売しています。
ただ、こういう需要も少なからずあるのも確かです。
今後模索していく上で、ひとつの位置づけとして取り扱う事ができればなぁー
と私自身思っておりますので、ご検討の際にはご注意下さい。
それでは、明日販売開始ですが公式では端折られた部分を個人的ブログにて
書いてみました。
FX1002販売前日
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