本日の写真

  • DSCF5011.JPG
  • DSCF5017.JPG

部品周りの品質をあげたリニューアル品の写真でもアップしておきます。
編集前のデジカメで撮ったままのデータなのでサイズが大きいのでご注意下さい。
放熱部分をピカールで磨いて鏡面出してみました。
この後ピカールの油脂成分を落としてヒートシンクつければ効率アップ!?
自己満足です。
部品関係の詳細は既に日本側へ伝えてあるので公式より報告が有ると思います。
掲示板に関しては現在復旧作業中です。
一時的に暫定掲示板を立ち上げていますのでお使い下さい。
この不具合の影響で1日当たりのトラフィックが5GBほど増えてしまい
同サーバーで他の業務もしているので影響を考え一時止めています。
原因はわかりましたが、復旧にはログを1個1個修正する
必要が有るためもう少しお時間かかります。
恐らくプログラムのバグっぽいので報告だけはしておこうと思います。

Lepai LP-2020A+のコピー品caiyun Lvpin CY-20Aについて

こんにちは、Kです。
先日のLP-2020A+別注モデル販売再開に際し大変ご好評頂きまして誠にありがとうございます。今回は予定にない投稿となりますが、日本側のHより要望がありましたので記事を書きます。
さてLP-2020A+別注モデル販売再開後、日本側のHよりユーザー様から複数(かなりの量)のお問い合わせがあったことを聞きました。
お問い合わせの内容をまとめますと
「Lvpinというのは一体どういう製品ですか?」
「そちらがLepaiの最新版という事ですが?」
「Lepaiは生産をやめたんでしょうか?」
「今後はLvpinにかわるのでしょうか?」
「Caiyunというところが現在Lepaiを製造しているのでしょうか?」
という内容でした。
「Lvpin」という名称自体聞きなれない単語でしたので、H共々ウェブ検索で調べたところ色々と疑問に思うことがございました。その為、事実関係の裏づけをとる為、Lepaiを製造しているメーカー(Bukang社)のオーナーへ連絡をしました。
併せて、該当商品のcaiyunへの連絡も試みましたのでお互いの情報と、うちの会社が持っている今までの情報も含めつつ下記に経緯と結果を記載します。
結論から申しますと、
「Lvpin LP-2020A+(CY-20A)」は「Lepai LP-2020A+」のコピー品です。Lepaiのメーカーとは一切関係ございません。製造工場はもちろんメーカーも違います。基板は現行品の2,3世代前をコピーした程度の状態となっております。併せてLepaiのメーカーは営業・生産をやめていませんし、旧製品でもございません。
ちなみにL-Paiは模造品ではございません、正規品です。
まず、公式ブログでも記載していました事を修正しつつ遡ってお話いたします。
去年の末頃でしょうか、メーカーよりLepaiの
商標についてお話がありました。
アンプシリーズ名のLepaiで商標登録を試みたが、既に中国国内で既に商標をとられていたので、近いうちに名前を変えますという連絡がありました。
(※ちなみに中国国内でLepaiの商標を持っているのは運が悪い事に同業種のスピーカーメーカーでしたので、早めに変更したかったのではないでしょうか?そこまで突っ込んで聞いていなかったので真相は不明ですが、流れとしてはそんな感じです。)
そして、LepaiからLepyになったのですがその道のりの中で
「L-pai」という名称が登場します。
とりあえずどういう名前にしようかという事でL-paiと付けてみた基板を作ったり色々試行錯誤されていたみたいです。
Hはパッケージの英語を誤訳したみたいでアメリカでの商標問題と公式ブログで記載してしまいましたが、実際は上記の流れとなります。
※余談ですが、凡ミスでHも若干へこんでいました(汗
さて、本題の「Lvpin」に関してですが製造メーカーはCaiyunということみたいです。
ウェブ上で最新の設計でという事で販売されている記述を見かけますが、先述の通り、2,3世代前の基板をコピーした製品ですのでどういった意味なのかは弊社ではわかりかねます(汗
また基板写真を拝見すると香港設計を示唆させるような刻印がございますが、実際に弊社の過去ロットの基板写真などと見比べて頂ければ、大差はございません。
中国の会社では良く有ることなのですが、節税対策などで香港にダミー会社を置いている場合がございますのでそれを盾に香港設計?とうたっておられるのかもしれません。
実は「Lvpin」ブランドの製品は中国市場でも出回り始めておりLepaiのメーカーも危惧しております。ただ中国の市場では良くあることでもございますので仕方が無い側面もあるのですが、私共と同じ日本の他業者様が「Lvpinが最新でLepaiが旧製品」といった事を事実関係の確認もせずに記載されているのには僭越ながらいかがなものかと思います。
既にLepaiのメーカーも「Lvpin」ブランドの製品をサンプルで所有しておられたので、弊社はその詳細情報を頂いております。詳細は割愛しますが、シグナルラインで使ってはいけない部品を選択したり残念ながら細かい音質対策をスルーされておられるようで非常に残念だそうです。
以上のことからお問い合わせ頂いていた内容をまとめますと。
「Lvpinというのは一体どういう製品ですか?」
「そちらが最新版という事ですが?」
⇒Lepaiブランドのコピー品です。全く関連性がございません。
「Lepaiは生産をやめたんでしょうか?」
⇒現在も変わりなく生産は行っております。
「今後はLvpinにかわるのでしょうか?」
⇒LepaiからLepyに現在切り替わっている最中です。
※第六ロットのパッケージの横にもその説明がございます。
「Caiyunというところが現在Lepaiを作ってるってことでしょうか?」
⇒「Lvpin」ブランドの製造メーカーです。
Lepaiとは一切関係がございません。
以上、Lepaiブランドのよもやま話でした。
なお、弊社販売ページでも述べておりますようにLepaiブランドは中華アンプの代名詞的ブランドで決して品質がよいというわけではございません。ですから、本来ならばこのような情報は弊社のような別注品という形態では不必要と思っております。そもそもの敵はある意味製品自体ですので(汗
弊社では別注品という形態を取ることにより、音質の向上だけでなく、個体差の少ない安定した製品作りや品質の安定化を図っております。それには弊社側での作業も必要不可欠です。ですから、結局のところLepaiのメーカーでの工程はユーザー様の手に届くまでの一工程にしか過ぎません。
ただ、それに伴い弊社より基板の改良情報などを少しずつではございますがLepaiのメーカーに提供してきた結果、僭越ながら副産物としてLepaiのメーカーの基板設計自体の底上げの一役を担っていることは自負しております。それくらい思い入れの強い製品なのです。
ですから、ウェブ上での風説の流布は個人的にも弊社としても看過できません。なお中国側でも今回の件について対策を練ってみるいう事ですが、お国柄の問題であまり期待しておりません。ただ日本側ではこちらを持って警鐘とさせていただきます。
これからも他社様を含むLepai製品及びNFJ特注品のLP-2020A+をどうかよろしくお願いします。