T-One Yazzyが形になりました。

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ツマミの間隔が狭いと言う情報が日本側に届いていて、今回基板の横サイズが更に狭くなる為、バランスを半固定抵抗にし、間隔を調整してました。
試作などではVUメーターキットの半固定抵抗を流用して作りましたが写真撮影用サンプルとしてそのまま使うためにリワークしてみました。リワーク中注意が足りなくて、隣のボリューム抵抗に付いている樹脂ツマミが熱風で変形してしましまた。。。
ということで、こんな感じで出てきます。
利点としてはこれもフィードバックとしてありました、中点がわかる方がいいという部分で
バランスは必要だなと思ってましたので、この半固定抵抗はわかりやすいと思います。

LXA-OT3用のカスタム部品をまとめてみました。OT1にも使えます

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既に改造された方も折られるかと思いますが、中国側にも22日にEMSで日本より届きまして私の方でも色々聴いたり弄ったり楽しんでおりました。そして、コメントや日本側へのメールでもアップグレードキット的なものがあればと言う要望もございましたので、用意する手はずとなっています。コンセプトはコストパフォーマンスの高い効果的なカスタムと言う名の下でチョイスしました。少し前にあげた記事で未確定状態であげていたのですが、Bタイプに関しては出力フィルター部分の定数及びそのメーカーなどで迷っている状態でしたので再度詰めなおしての決定となります。
一部を除きできる限りうちのストックでそろえることができましたので総合的にご満足頂けるものとなると思います。
特徴的には
タイプAが標準の音味を生かしつつパワー感も増し・解像感・音の切れ抜けがより鮮明になっていると思います。単純に使用部品のハイグレード化による音質向上を体感できるのではないでしょうか?
タイプBがタイプAの要素も含みつつ帯域の特性を調整し、低域の厚みを増し出力フィルター部分でもさらに調整を入れた形となります。
回路図だけではなく実際の基板上の回路を追いかけつつ効果なども考慮に入れチョイスしましたのでここは変更しないの?と思う部分もあると思いますがその場合は一度配線の流れなどを見ていただければご納得いただけるのではないでしょうか?
一応標準付属の電源15Vのものを想定してチョイスしていますので16Vより高い電圧で使う場合は無理です。正確には日本メーカーの電解コンなので実耐圧は最低でも表記耐圧の1.25倍は確保されていますがそれでも表記電圧が最大耐電圧(サージボルト)となる為、その辺を考慮して貰ったほうが良いと思います。
今回このキットで初お目見えの部品があると思います。こちらは隠し玉という程ではありませんが、今後重要な部分には使っていくかもしれません。価格面では少々難がありますが、ポテンシャルがとても高くて気に入ってます。
以上となりますが、今回こちらのアップグレードキットはユーザー様からのご提案により実現できたものとなります。やはり半田ごてを持って弄る事ができるユーザー様が多いので、こういった物も出しつつ、楽しく営業していけたらなと思っていますのでこれからもよろしくお願いします。
P.S:今日はとても良い事がありまして、このブログの価値観も変えていこうと思いました。そして、NFJの中国側の現状を発信するブログとしてもう少し頻繁にみなさんにお伝えできればと思います。日課としてまではネタが続きそうにないので厳しいかもしれませんが、他愛のない記事からちょっとしたプチ情報、今悩んでいることなどもっと多く発信して行こうと思いますので、更新が無いなぁーと思ったらコメント欄に催促して頂ければ嬉しいです(笑)

現在日本に置いたままのパーツ類

の商品説明の土台を某日に向けて作っています。
現在中国で絶賛体調に気を使いながらゆっくりペース?で
動いています。
まあ、現地の人のペースはそれよりもゆっくりで目の前の物事でしか行動しないので、絶対に毎日1件は問題が発生して、その対応をしています。
こちら側がスケジュール通り動いたとしても相手側が動かないとどうしようもない状況、じゃあ現地人同士だとどうなるか。想像通りの結果になりますね(汗)よくもまあ、こんなので経済が動いてるもんだなぁーとつくづく思うわけであります。
最近は、私の方ではないのですが直接関係してくる事なので某氏と一緒に工場を探しています。最終的にここから10kmちょっと離れた辺鄙な場所へ生活拠点も一緒に移動するかもしれないというぶっ飛びの提案が進行しています。
思い起こせば、広州からこっちへ来た時、プチハイテクな高層マンションの28階に住んでいたのですが、年々物価が高騰していく中何度か引越ししていくうちに広さは狭くなり、場所も中心から離れ建物もグレードダウンという。。。今は花園という一つ区画の中のマンションで住んでいます。某中国の大学で勉強していた頃とは想像もできないスタイルになっている気がしますが、自分の趣味に関する仕事が出来つつありますしある程度楽しめてるのかなぁーと。。。後は商売にキチンとつなげていけるように努力することでしょうか。。。
でも、これ以上離れた場所に行くってどうなんでしょう(汗
外国人である私が住める場所あるんでしょうか(笑)
ちなみに数年前ですが留学時代は外国人が住める場所の規定はそこまで厳しくなく
ある程度学校側に書類を渡せば一部の方式の建物を除いて住む事が出来たので
月に300元程度で2部屋+ベランダ付のアパートみたいな所へ住んでいました。
こっちへ来てから、そういった安い場所で住む事ができないのと建物の物価高騰や
円安でその当時の十数倍の家賃になってしまっていますので、日本と変わらない
状況ではないでしょうか。
書いているうちに愚痴みたいになってしまいました。すいませんm(_ _)m
また何かリクエストがありましたら、コメントにてお題頂ければそれに関して
書ける部分であれば時間が有るときにでも書きますので楽しみに湖面と待ってます。
それでは、気を取り直して作業に戻ります。

ノイズフィルター搭載バルクキャパシタ(リトルスージー)の紹介

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  • ノイズフィルター搭載バルクキャパシタボード(リトルスージー)の紹介です。
    今回はあえて5V電源で比較データを取っています。というのも1つ皆さんに見て欲しかった物もあったので5Vでという事になってます。ただ、当キットに使っている物は16V物の超低ESR品なので最大16Vのドライブが可能です。
    ※このボードはPCのUSB電源で使う事は想定していませんのでご注意下さい!
    比較は私が持っているLenovoスマートフォンの充電器用のACアダプタLenovo純正の5VUSB出力端子タイプACアダプターのデータと、5VといえばPCのUSBから出力されている5Vのデーターそして、Lenovoスマートフォン充電用のACアダプターにリトルスージーを通したデータの3種類のデータとそのボードを通したデータの時間軸を変えた2パターンを表示します。計測条件は同じで、良い結果データが出るような細工などは特にしていません。

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  • ↑Lenovoスマートフォン用純正充電用ACアダプター5V(以下LenovoのACアダプタ)↑

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  • ↑HP製ノートパソコン 6710b(※SSD換装+ACアダプタ駆動)USB5V出力↑

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  • ↑上記LenovoACアダプタ+リトルスージー(バルクキャパシタ)↑

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  • ↑上記LenovoACアダプタ+リトルスージー(バルクキャパシタ) 1ms↑

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  • ↑上記LenovoACアダプタ+リトルスージー(バルクキャパシタ) 100μS↑
    LenovoのACアダプタもノートPCのUSB5V出力も5Vとしては普通に使えていますが、実際はグラフで見るとこれだけ振っているのが現状です。 リトルスージーを通せばここまで振れが収まり、残ってる振れの周波数帯域が大体5MHzと高周波なので、フェライトビーズで有る程度抑えればOKな感じまで綺麗になっていると思います。
    可聴領域のノイズをトロイダルコアのコモンモードコイルで狙い撃ちをした後,高リプル許容の超低ESR品の電解コンデンサでガッツリとってやるという流れです。手前や出口でパスコンなどこまごました物を置いていますが、そこもキッチリ効いています。容量も約8500μF程ありますしお手軽でおいしいキットだと思います。
    書きすぎてごちゃごちゃしてしまいましたが以上がリトルスージーの概要となります。

現行のNFJ TA2020キット最終版のリニューアル品について

基板などの変更はなく最終版として現在も販売していますが兼ねてより変えてみたいなぁと思っていたその2種類の部分に中国メーカー製を使っておりましたが、リニューアルという形で有名メーカー製を標準付属にさせています。
・中国メーカー製マイラーフィルムコン0.1uF
      ↓
・nichicon YX フィルムコン50V 0.1uF(K) 長野県諏訪工場製造
・中国メーカー製メタライズドポリエステルフィルムコン100V 0.47uF
      ↓
・TPC製メタライズドポリエステルフィルムコン63V 0.47uF(オールドタイプ)
上記2種類の変更になります。両方とも数を使ってしまうので安く抑えなければいけないパーツで余り手をつけていなかったのですが、提供できるギリギリの採算?でやってみました。私の希望としては、このまま標準部品として継続できるのであれば嬉しいです。

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  • さて、nichicon YXのフィルムコンですが、今は無き長野県諏訪工場製造品で正真正銘の日本製です。このフィルムコンはパスコンとしてのみならずシグナルラインでも十分活用できる性能・品質だと思います。オーディオ用途としてよく使用されています。
    出力LPFのネットワークに使った際、高域で若干ごわついていたのが解るくらいにスッキリしましたし、電源ラインのパスコンとしても十分に効果を発揮してくれています。
    日本のオーディオメーカーでも量産タイプで3万円までのクラスのAVアンプでは台湾・中国・韓国メーカーの部品を多用していて、nichiconのこのフィルムコンですら見かける事はありませんが、もう少し高いクラスのものからは使われている事も有るようです。
    単価としてはそこまで高い部品ではないのですが、コストパフォーマンスは高いフィルムコンと言えると思います。今有るタイプは諏訪工場出荷品で材料・製造に関しても安定している感じですし、製造もメイドインジャパンという事で私一押しで取り扱いました。
    量でカバーした分大変な事になっていますが現地の中国人でも日本メーカーでしかも日本製のnichiconのフィルムコンという事で人気は高く良い商品ですし、まぁ色んなチャンネルでなんとか出来るでしょう(汗

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    • ※TA2020キット標準付属品は精度Kです。
      次にTPCのメタライズドポリエステルフィルムコンデンサですが、こちらはさすがに通常仕入れでは価格的にも難しかったのですが、工場流れのスポットで仕入れた物です。ちなみに、現在バルクの状態で入っていると思いますが実は本来はテーピングタイプです。使われる前提で工場側がカットしている状態で保管しているものでしたので、そうなっています。
      このタイプは余り見慣れないと思いますが、2002年あたりではまだ流れ品として普通に流通していたタイプです。その後頭に浮き彫りっぽく字やロゴが書かれたタイプとなり、最終のタイプでは頭の端にTの字を斜めにした感じのになり、最後にAVXに統合された後はそのまま廃盤となっています。このロゴはTPCに統合する前のLCCというメーカーのロゴでTの字を斜めにしたのがTPCに統合後のフィルムコンとなります。物としては同じですが、こちらのLCCのオールドタイプはフィルムが当時の古いタイプとなり若干分厚く、結果として少し大きめではありますが、周波数特性もこちらの方が良く音質面でもアドバンテージの高い物となります。
      以前Part2基板で少しの間採用していたかと思いますが、そちらはTPC時代のものとなっています。つけて比較した感じは似ていますが、それよりももう少し音の輪郭がハッキリしている感じとなっています。
      中国メーカー製と比べると実際音質は向上している実感はありますので、持っている方も
      1セット試してみてください。当時TPCタイプを出したときに、大人の事情で中国メーカータイプと変らないと書いたのが今でも悔いに残ってたりします・・・。
      TPCタイプを持っている方も今回のものを部品単位でまだ実装していなければ試していただきたい。そういうものです。
      以上今回のリニューアル品について語ってみました。
      最後に、こうやって標準品でも色んな部品が少しずつ強化され底上げしていっていますが1箇所だけあえて手を入れていない入力カップリング部分があります。予算の配分の関係もありますが、ここは出来れば変更した方が良いでしょう。
      そして、オプション品では今回の標準キット以上に音質の変化を楽しめると思いますので、もし余裕があればオプションキット・オプション部品なども検討いただければと思います。
      そういう楽しみ方も出来るように色んな要素も設計の段階で入れていますしよろしくお願いします。
      NFJ TA2020キットオプションパーツについて
      最後までお読み頂きありがとうございました。

    NFJ TA2020キットのオプションパーツについて(2013/09/09)その2

    その1の続き
    ★インダクタ
    標準付属インダクタはキットの要求性能を満たした製品を、中国大手メーカーでNFJ特注仕様として製造しています。
    その為こちらで用意しているインダクタラインナップは
    ・NFJ特注仕様インダクタ22uH
    ・TOKO 防磁インダクタ22uH
    ・空芯コイル 10uH
    以上の3種類です。
    NFJ特注仕様の22uHは標準付属の10uHと同じタイプで、巻き数によりインダクタンスが違うだけです。6~8Ωスピーカーには22uHの方が良い場合もあり、気軽に比較できる様に低価格でセット販売していますので是非お試しください。
    TOKOの防磁インダクタは当キットへ簡単に搭載できる最大サイズで、相互干渉が殆ど無くパワー感も増します。デジタルオーディオ専用品を謳うだけあって、大電流時の歪が低く抑えられているのも特徴です。当店のキットオプションとしては空芯コイルに次ぐ高いパーツですが、リピート率が非常に高いのでユーザー様の満足度が高いパーツだと思います。
    空芯コイルですが、音場が広がるというか抜けが良くて、とにかくパワフルで音に迫力がでます。ただ設置間隔が音質に直結しますので施工難易度が高いパーツでもあり、その辺り注意して施工して頂ければお奨めのパーツです。
    ★出力段LPFフィルムコンデンサ
    現在TPC(旧LLC)のメタライズドフィルム0.47uFを標準で付けていますし、0.1uF部分も二箇所を除きnichiconのYXですので、そのままでも特にご不満無くご使用いただけるかと思うのですが、使用スピーカーのインピーダンスに応じて下記のオプションセットに変えて頂けるようご用意しています。と同時に他の単種類フィルムコンについても紹介していきます。
    ※標準キットの設定インピーダンスは4Ωです。
    ・4Ωアップグレードキット
    ・6Ωアップグレードキット
    ・8Ωアップグレードキット
    ※5V入力側パスコンはアップグレードキットのPILKOR 0.1uFと、現在標準のnichiconYXの両方を実際試していただき、好みを見つけていただいた方がいいと思います。出力段LPFの0.1uFは、EVOX MMK5 250V/0.1uFnichiconYXで比較してみてください。
    ・ERO MKC 0.22uFx2個セット
    ・EVOX CMK 0.22uF(J)x2個セット
    ・Panasonic ECQUL 0.1uFx2個セット
    ・ERO MKT1818(0.22or0.33uF)x2個セット
    ・EPCOS B32560J(0.22or0.33)x2個セット
    ・インピーダンス変更キット
    インピーダンス別のアップグレードキットは、インピーダンスに最適化したセッティングと音質向上を同時に図ったセットとなっていますので、ご使用予定のスピーカーインピーダンスをご確認の上ご購入ください。
    ※Tripathの設定資料を参考にしていますが、お使いのスピーカーネットワーク構成により、メーカー公表インピーダンスに合わせたセッティングでベストな音質にならない場合もあります。
    ERO MKC 0.22uFEVOX CMK0.22uFは今は無きメタライズドポリカーボネイトフィルムコンデンサです。
    このサイズでは音の解像度と周波数特性がすごい優秀なやつです。モニター的な音を追求してカスタマイズしていく際はお勧めですが、3セット分必要ですし若干他のラインナップより高めなので、お財布に余裕があれば使ってみてください。セッティングにもよりますが、常用する場合などは聴き疲れする懸念もありますので、用途に合わせて使用する事をお勧めします。
    ※ちなみにピンクEROの方はリード幅が10mmピッチなので若干施工の際工夫が必要です。
    Panasonic ECQUL 0.1uFは、出力段LPFに使用していただくという事で設定しています。本来電源用のうねり防止やオンオフ時の高圧大電流対策のコンデンサですので、シグナルラインで使うという発想は無かったのですが・・・当ブログのコメント欄で教えていただき、使ってみると意外に良いんですよ、これが。
    ERO MKT1818 0.22uF0,33uFは、高域辺りのざわついた感じが落ち着く感じです。このシリーズ緑系のパーツは03年辺りまでのEROは個人的に好きです。それ以降でも、製造方法・基本特性は同じ感じだと思います。
    EPCOS B32560JはプラスチックBOXタイプに比べ品質も良いですね。0.22uFの方ははでかくてサイコロみたいで使いにくいですが音質が良かったです。0.33uFの方は実際使っていないのですが、性能は似た感じで両方とも価格からすれば優秀だと思います。
    インピーダンス変更キット(マイラーフィルムコン)は、優しい音が出るんですが見た目とサイズがあれなので(汗
    マイラー自体は古くからオーディオで使われており特性も優秀なのですが、今のこの標準キットの状況とオプションのラインナップからすると、どうしましょ・・・
    以上、オプションパーツのインプレでした。
    記憶の曖昧な部分は曖昧な表現をしたり、追加の特徴を書かなかったりしていますが、各インプレで使用した際のキットのセッティングなどが同じでは無い事もありますので、あくまでも個人的な見解として参考程度にしてください。
    なお今回TA2020キットリニューアルに伴いオプション部品の中で少々立ち位置が微妙な物が出てきていますので、今後はその対応もしていこうと思います。
    現行のNFJ TA2020キット最終版のリニューアル品について ※9月18日更新
    リニューアル部品の詳細は公式で触れると思っていましたが簡潔な物でしたので、この2種類の部品を近いうちに熱く語ってみようと思います。
    情報が面白くて結構書けそうですのでご期待ください。
    それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。